大学院生の頃から見ていた某リベラルな大学の動画に影響されて、簿記の勉強を始めてみることにしました。
結果としては3級は合格したものの2級は不合格。まぁ残業で疲れて勉強しなかった自分の甘えがあったかなぁと反省しています。
簿記の勉強自体は楽しいなと思う部分があったのでもう少し時間をちゃんと確保して再チャレンジしようと思っていますが、ここで簿記を受けるまでの失敗・反省点をまとめ、今後受験される方の参考にしてもらえば幸いです。
6月から11月の試験に向けて勉強開始
社会人2か月目の6月から11月の試験に向けて勉強し始めようと思い、これもリ〇大動画で勧められるがままに、クレアールの簿記講座を申し込みました。
https://www.crear-ac.co.jp/boki/
クレアールは様々な資格試験の通信講座を扱っている老舗の会社とのこと。
動画講義なのでスクールに通うのが難しい人でも利用可能だったので、ここも自分としてはありがたかったです。
クレアールのWeb通信講座は、超効率的な学習法「非常識合格法」、非常識合格法の学習効果を最大限に引き出す「Vラーニングシステム」、Vラーニングシステムによる学習を最も効率的に進める「マルチデバイス対応」で、最高の時短学習を目指します。(クレアール公式HPより)
夏ボーナスが寸志として出たので、3級・2級目標講義パックWeb通信(大体34,000円ぐらい)をやってみることに。
この時は試験まであと半年くらいあるやん、と思っていましたが全然勉強終わらなかった……。
3級から手をつける
初めの頃は、これまで全く簿記というものに触れてこなかったので、単純に学問として新鮮で面白かったです。最初の方は難易度も低いので、問題を解いて丸付けて、達成感!みたいな感じでした。
また講師の方が真面目だけどユーモアのある人でコツコツ進めていっていました。あんまり最初から張り切っても続かないと思い、平日は30分くらい、休日1.5時間くらいといった形で進めていました。
今思えば休日の勉強時間が短すぎますね笑、仕事で使うプログラミングの勉強なども必要だったので、こちらを優先して簿記に時間を割いていない日もありました。
こんな状態で勉強を続けて3級の範囲を終えたのが9月中旬でした。
2級の勉強を開始すると範囲も難易度も違いすぎることに気づく
3級は1種類のテキストのみですが、2級は商業簿記と工業簿記の2種類のテキストがあり、それぞれ3級のときのテキストより分厚いです。
また難易度も3級で説明した事項は省かれているため、すべてが3級の応用問題。一部復習の部分もありますが、ほとんど初見です。3級の頃は1.5倍速で1回講義を見れば問題なかったのですが、繰延資産あたりから何回か繰り返してみて、ようやく理解できるようになってきました。
このあたりから学習ペースがどんどん遅くなっていき、精算表などの応用問題に入った時点で試験まで2週間くらいしか残っていませんでした。
精算表などの大物問題からが本番
簿記勉強の最後に待ちかまえているこれらの勉強はほんとにやる気と体力が必要でした。
どの演習問題も1問解くのに40~60分、慣れれば30分くらいで解けるのでしょうが、テキストの問題を解くので精いっぱいで問題集まで手が回りませんでした。
試験の前日に無理やり試験範囲すべての講義を視聴し終わりましたが、身についているとはとても思えず、、、
試験当日
2級と3級同時受験でしたが、3級が午前中、2級が午後からといったスケジュールでした。
2級の問題演習が全くできていない状態だったので、3級の試験の前も2級の範囲の勉強していました。
3級の試験は問題の難易度は例年通りといった形で、精算表の貸借合計が一致しなかったのですが、8割は取れているだろうという手ごたえだったので、特に気にせず試験終了を待ちました。
休憩が始まったら試験場近くのミスドへ直行し、スマホで講義動画をひたすら見返しました。
そして2級の試験へ。
3級の試験はおそらく商業高校の学生の方や主婦の方が受けていましたが、2級では学生たちはおらず、みんなガチ勢っぽい感じで、試験前まで参考書読んだりしていました。
試験開始とともに問題を一通り見ると、かなりマイナーな問題が多かったのですが直前で解説動画を見た問題だったので、すらすら解けました。本支店会計とかこんなに出るんか、と驚いた記憶。
意外と受かるかも?というような手ごたえで6割ギリギリ届くんじゃないか、と思っていました。
で2週間後に結果通知メールを見ると3級合格、2級不合格。しかも解けていたと思っていた大問半分くらいしか点数取れていない。。。
あとでツイッターでエゴサして知ったのですが、引っ掛け問題だったらしく、焦って解いて問題文を見落としていました。問題文ちゃんと読む。大事。
ちゃんと演習もやっておこう
今回の反省点は単純に演習問題を全然解いていなかったことです。
演習を解いていないと本番で答えが出てもこれであってるのか?と自信が持てないですし、少し問題をひねられると解法が全く浮かびません。コツコツ問題を解いてパターンに慣れていくのが基本的ですが、大事だなと感じました。